朝から庭に生えている雑草を、夫が刈り取ってくれていた。
その雑草の中に蕗も混ざって生えている。
ざっくり春が旬だというくらいで、ぼんやりとしていたら収穫の時期を逃し、やがて食べることもしなくなる。旬のものには栄養が豊富にあったりするし、季節を感じられて少し得した気分になる。
刈り取った蕗の葉は、美味しいのをよくわかっているのか、何かの幼虫が食べあさって穴がたくさん空いていたので捨ててしまった。
そう、蕗は、3~5月が旬だったのだ。
紫蘇なども、バッタに食べられる前に収穫しようといつも思うのだけど、葉はもうすでに穴だらけになり、収穫の時期を逃してしまうのだ。
もう少しいろんなものにアンテナを張り巡らせていなきゃならないのだろう。
案外、花の咲く時期も忘れていたり知らなかったりするので、こんな形のこんな色の花が咲いていたんだと再認識するのだった。