栗の甘露煮2021

栗の甘露煮2021

2021年9月27日

栗の甘露煮を作った。

くちなしの実は袋の中に5個入っているうちの最後の一個だった。

なくなると不安になるので、また一袋買いに行った。

毎年、小さめの栗ではあるが裏庭の栗の木が実をつけてくれる。

今年甘露煮に使った栗は、夫が全て皮を剥いたものだ。

何でも自分でしないと気が済まない性分だけど、ありがたくこれらの栗を使うことにした。

レシピ文の3番目、2のくちなしの実1個、みょうばん小さじ1とたっぷりの水でゆでて、色鮮やかにし、水に取る…と書いてある。

このゆで具合が一番重要かつ分かりにくい気がする。

今回は一個だけ取って、包丁で少し切り、味見をしてみた。

ちょっと固めだったけど、くちなしの実の色もきれいについたようだったので、ここで茹でるのをやめ、大きめのボールで水に取った。

レシピ文4番目にある3をよく洗って水気を切り、鍋に入れて砂糖300gとかぶるくらいの水を加え、強火にかける…としているけれど、IHの調節2の弱火で45分間煮て作った。

小さめの栗(可食部623g)だしまぁこれでも完成ということにした。

味は、まあまあの出来になりました。

栗の甘露煮

材料

栗… 1㎏

砂糖… 300g

くちなしの実… 1個

みょうばん… 小さじ1

作り方

1.栗1㎏は、たっぷりのぬるま湯につけて30分くらいおき、鬼皮をふやかす。

2. よく切れる包丁で1の栗を渋皮ごとむく。底の部分からむくと形よくむける。

3.2をくちなしの実1個、みょうばん小さじ1とたっぷりの水でゆでて、色鮮やかにし、水に取る。

4.3をよく洗って水気を切り、鍋に入れて砂糖300gとかぶるくらいの水を加え、強火にかける。

5.煮立ったら火を弱め、灰汁をていねいにすくいながら、しばらくそのまま煮る。

6.煮汁が煮詰まってきたら、紙蓋をして弱火で1時間ほど煮て、そのまま冷ます。

四字熟語のコーナー

【甕牖縄枢】おうゆうじょうすう … 貧しく粗末な家の形容。かめの口のように小さな丸窓と縄をとぼそ(戸の開閉をする軸の所)の代わりにした家の意。「甕」はかめ、「牖」は窓。「甕牖」は一説に割れたかめの口を壁につけた窓の意。

注意 … 「縄枢」を「縄柩」と書き誤らない。

漢検四字熟語辞典【第一版】より