さつまいもの日
埼玉県の川越市のさつまいも愛好家のグループ「川越いも友の会」が10月13日をさつまいもの日に制定した。
1999(平成11年)には川越芋を復興する取り組みが「サントリー地域文化賞」に受賞している。
埼玉生まれの品種、紅赤(べにあか)
- 江戸時代の寛政年間に焼き芋が流行(流行以前は蒸したさつまいも)
- 分化年間に焼き芋屋の宣伝コピーとして「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と謳われた程のサツマイモの名産地であった。将軍徳川家治に献上されて「川越芋」の名がついたといわれている。
- 埼玉県木崎村(後の浦和市、現さいたま市)の主婦山田いちが、偶然発見したサツマイモの突然変異種である紅赤。従来のサツマイモより遙かに甘くて美味しく、市場で高値で取引され、これが近隣農家に広まった。
サツマイモ自体日本へは、沖縄から鹿児島→西日本→東日本と伝わり、江戸時代から栽培され、飢饉を救ってきた。今日では、改良された品種が大半を占めていて、美味しい野菜としての位置づけを獲得する端緒となったのが紅赤である。
我が家では最近、さつまいもといえば、焼き芋にしていただくのが流行です。
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【按図索俊】あんずさくしゅん … → 按図索驥(あんずさくき)… 理論だけの実際には役立たない考えや意見のこと。
漢検四字熟語事典【第一版】より