昨日、出勤1時間くらい前から突然腹痛に襲われた。
便秘や下痢というわけでなく、その日は既に便通もあった。
勤務先での持ち場に入り、一時間ほどでギブアップしてしまった。
嫌な汗が噴き出し、吐き気をもよおしてきたのだ。それでも、胃の内容物などは出なかった。
しばらくは休憩室で横になっていたのだけど、一向によくならなかった。
仕方なく、早退することになった。
何とか車を運転し、家に帰り着くとすぐに寝床についた。
目が覚めたのは、夫が体温計を持ってきた午後11時20分頃。
体温をはかると、なんと39.6℃!!
こんなにしんどいのだから、まぁこれくらいあってもおかしくはない。
そんな感じで自分としては、それほど驚かなかった。
それでも、腹痛だけにしてはこの体温は高めな気もした。
その後、午前4時頃にまた体温を測ると、38.3度に下がっていた。長男が買って来てくれていた解熱剤の『熱さまシート』が効いたのかな。
また更に熱を測ると、37.6℃に下がっていった。
昨日はなかった頭痛もあり、これでは仕事に行けなくなってしまうので、市の相談窓口に電話をかけた。
PCR検査の予約を午前中にすれば午後から検査ができる枠(ここでは、3,000円程の負担金ときいていた。)が空いていたようだが、結果がでるまでの2~3日は仕事は休まなければならないらしかったので、一時間以上かけていつものかかりつけの医療機関に行くことになった。
ここでは、高熱が出ていたこともあって、まずPCR検査を受けることが条件となった。2時間ほどで結果がでるということで、隔離された部屋で横になったりして診察の時を待った。
診察を待っている間に血液検査、尿検査をした。血液検査は隔離された部屋で行なった。
採血をしてくださった看護師さんは、ご自身の手が冷たく私に触れるのを気にされていた。
それより今日は特に気温が低く、こんな半分外のようなところでお仕事をされているのには本当に頭が下がる。
そのことを看護師さんに言うと、看護師さんは「は~い、いつも外で頑張らせていただいておりますぅ。」と明るく言っておられた。この方たちがいなければ助かる命も助からない。感謝、感謝です。
めでたく陰性で、腹痛の方はCT検査でも特に何も悪いところが見つからずに、何らかの感染症は尿から確認された。結局対症療法で6種類の胃腸薬が出た。
3割負担の私が救命科でPCR検査とCT検査を受け、CTの画像診断料が4,710円合計で6,060円だったということは、PCR検査は2,000円かからなかった計算だ。腎臓内科と合わせると12,420円の自己負担金が発生したことになる。
熱も下がり、一安心したのだった。
【意味深長】いみしんちょう … 人の行動や言葉、詩文などの意味や趣が非常に深く含みがあること。表面にあらわれたもののほかに意味が潜んでいること。
漢検四字熟語辞典【第一版】より