いや、まだ何も話ししてないけど⁉
まだ何も伝え終えていないのに、明らかに生返事をする人に出会った時、自分の話し方がそんなにまわりくどいのか?」と、気になる。
自分ではそうは思っていないし、それほど長い話をしようと思っているわけではないので要約する必要もない。
「あのさぁ~。」と言っただけで、「うん、うん、うん、そうやな~。」
もう、これは全く聞こうという姿勢すら感じられない。
”聞き上手は、話し上手”と、いうから、”聞き下手は話し下手”なのだと思って流してしまえばいい。
そんな考えで、接していれば楽なことだ。
それでも、決して相手にとって不利なことを話そうと思っていたわけでもないから、やっぱり自分の話し方や話しかける時の雰囲気ってどうなのか心配になる。
昔、残念ながら義母と話していてこういうことが度々あった。
ある時、「そういえば…。」と言い始めてすぐに「え~。そうなんや~。」と返ってきたので、もう話す気力が一瞬にしてそがれ、「そう、そう。」と言って話すのをやめたときもあった。
私なんかは、話すの苦手な人の話だって一生懸命聞こうって思ってるのに…。
話術って大事や~って、つくづく感じる。
ミドルエージになった今でも、こんな問題に遭遇するとは本当に情けない。
まぁ、いくつになっても勉強…かもな。
【一嚬一笑】いっぴんいっしょう … 顔にあらわれるわずかな表情。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりすること。「嚬」は不愉快そうに顔をしかめて眉間にしわをよせること。「一」はちょっとの意。
補説 … 「一嚬」は「一顰」とも書く。また「一笑一嚬」ともいう。
漢検四字熟語辞典【第一版】より