勤務しているスーパーで、少し意識してスマイルを作っていた。
まぁ、いつもと変わらないレベルで…。
そして、いつものように何人もの山積みのカゴをさばいていった。
ここまでは、よかった。
そう、そこにやはり一定数はいる笑顔は要らんねん派がやって来た。
明らかに不快感を表したような表情。
ここで、笑顔をストップ。
真顔に変身、高めの声をこれでもかというくらい低くして精一杯なめられるまいとした。
その結果、不機嫌そうなのがやや低めテンションレベルに変わり、精算機へと消えていった。
まぁ、一体この人に何があったのか知ったことじゃないし、知りたいとも思わないけど…。
こういったタイプの人と出会ったのが久しぶりではあったが、対処法はすぐに用意してある。
心の中では、(さっさと帰れ!)だけど、こればかりは態度に出せない。
【蓋棺事定】がいかんじてい … 死んでからはじめて、その人物の評価が定まるということ。また、生前の評価はあてにならないこと。
補説 … 「棺を蓋いて事定まる」とも読む。
漢検四字熟語辞典【第一版】より