子どもの通っていた小学校の学校給食では、学校で調理する自校式が採用されていました。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、子どもたちの給食時間にあわせて仕上げていただけていたようです。
その他アレルギーの除去食や野菜嫌いの子どものために幸せ人参(人参の型抜き)などいろいろな工夫で調理していただいていたようです。
衛生面では、何よりも、清潔・迅速・加熱の3原則、学校で調理することにより集団食中毒の予防につなげるということも徹底されていたようだ。
市学校給食のカレーのレシピを教えていただいたメモとほぼ一緒だと思われるプリントが見つかりましたので、ここに紹介したいと思います。
まずは材料から…
一人分の材料(g)
・牛肉…………20g ・土ショウガ…0.3g
・おろしにんにく0.08g ・塩…………0.3g
・こしょう……0.02g ・赤ぶどう酒…1g
・サラダ油 …0.5g ・じゃがいも…45g
・玉ねぎ……45g ・にんじん……15g
・グリンピース……3g ・コンソメ……1.5g・
・チャツネ……1g ・カレー粉……0.9g
・トマトピューレ……8g ・リンゴピューレー…4g
・脱脂粉乳……3g ・チーズ……2g
・トマトケチャップ……2g ・しょうゆ……0.8g
・ウスターソース……2g ・ヨーグルト……2g
・水…………30g
(ルー)
・バター………2g
・小麦粉………2g
・砂糖……0.2g
・お湯……40g
① まずそれぞれの野菜を3回洗います。材料を洗ったら食べやすい大きさに切ります。
② ブラウンルウを作ります。
バターを溶かしその中に小麦粉・砂糖を加えゆっくりと茶色になるまで炒めます。(約20分くらいです)
茶色になると分量のお湯を少しずつ入れ、なめらかにのばしていきます。
③ カレー粉をからいりしておきます。
④ 別の鍋にサラダ油を熱して土しょうが・にんにくを炒め、続いて牛肉を炒め、赤ぶどう酒・塩・こしょうで下味を付けていきます。
⑤ 玉ねぎを透き通るまで炒め、他の材料も加えて炒め分量の水を入れ、煮ていきます。
⑥ あくをこまめに取り、トマトピューレ・リンゴピューレー・コンソメ・チャツネを加えて煮込む。火が通ればチーズを入れる。
⑦ 材料が煮えると湯でといた脱脂粉乳とカレー粉を加え煮る。
⑧ ブラウンルウ・トマトケチャップ・ヨーグルトを加え残りの調味料(ウスターソース・しょうゆ)で味をととのえグリンピースを加え再沸騰させ出来上がり‼
【誨淫誨盜】かいいんかいとう … 悪事を人に教えること。「誨」は教える意。淫らなことや盗みを教えるということから。もともと、財産があれば盗みを教えるようなものであり、女性の美貌は淫らなことを教えるようなものであるという意。
補説 … 「誨盜誨淫」ともいう。
漢検四字熟語辞典【第一版】より