一昨日の話になる。
始業後50分程したとき、またこの瞬間が訪れた。
そう、このところ出ないなぁ。…なんて思っていることが少し前にあった。
意識しているときには、一切出ないのだろうか?
いや、一人目が出ると、2人目を意識することだってあった。そして、実際2人目も出たり…。
何のことかって?
ただ、私のレジでお会計をするお客さんの買上げ金額が777円というだけ。
私として何か嬉しいし、お互い良いことがありそうな気になる。
いつものように、「きっといいことありますね。あるといいですね。」っていうのをお客さんに言うのだ。
その女性のお客さんは、始め嬉しそうな笑みをうかべ、その後少し恥ずかしそうにしてレシートをガン見して帰って行かれた。
今日も2人目出るか?
しばらくの間意識して仕事をしていた。
そのうちそんなことも忘れて仕事に打ち込んだ。
結局この日は、お一人だけだった。
人が聞くとこんなくだらないことにも幸せな気分を味わえている私って…。
本当に幸せなヤツだ。今日もお花畑にいます。
【以毒制毒】いどくせいどく … 悪を制するのに悪を用いることのたとえ。有毒な薬を用いて毒を持つ病気を治療する意。悪逆なものを悪逆な手段で制圧することをいう。目には目を。
補説 … 「毒を以て毒を制す」とも読む。
漢検四字熟語辞典【第一版】より