先日、スーパーレジ付近に陳列してある電池を買って帰った。
横着して電池の種類を確認しないで買ってしまうと、とんでもないことになるのはもう学習済みだ。
これまでも、一瞬だけ電池蓋を開け単一の電池のところを、見誤って単二電池を買ってきてしまったり、リモコンや目覚まし時計なども同じようによく確認せず、単三電池を単四電池に、またその逆もあったりとか…。
他にも子どものゲーム機器などの電池も慎重に買って来たし、電池だけは間違って買ってこないように気をつけていたはずだった。
今回買った電池はボタン電池で、それほど頻繁に交換はしていない機器のもの。
もちろん電池残量が少ないのかもと気になってからは、電池蓋をきちんと開けて電池の種類を確認していた。
ただ、買う機会を逸してしまっていて、スーパーのレジ待ちの時に私の探してる電池があるわ~ッ!と、うれしくなりサッと買い物カゴに入れた。
実はこの電池を買った事を数日間忘れていた。それは冷凍庫の食材を取り出そうとして、発見された。 というのも見つかったのは速攻冷凍庫に入れた豚肉のトレイとトレイの間に挟まっていたものだから…。存在感が薄い(-_-;)
冷凍庫と電池、相性がよかった…という問題でない!!気を取り直して、この電池のパッケージをためらいもなくハサミでカットして取り出し、さあ、時計が合わなくても動作的には全く問題なかったホームベーカリーにこれをセットしてと…。
えっ!!ミスった!!
残念でした。ホームベーカリーのボタン電池はCR2354で、これも昔主人の乗ってた車のナンバーと同じだし、何回か交換もしててお馴染みの数字のはずだった。
しかし、しかしーっ!!買ったのはCR2032のボタン電池!!
あんなに、パッケージをズタズタにハサミでカットしたんだ。もう返品できるはずもない。せめてホームベーカリーの電池トレイを開けてから、新しい電池を取り出すべきだったでしょ。しばらくの間、途方にくれていた。
CR2032の電池、一体何故これが頭の隅にあったのだ?
数日間ぼんやり考えてた。
そうしたら、思い当たった!!
これも、すぐに交換しなくていいわと思っていた、小型のメトロノームの電池トレイをそーっと開けてみると、書いてありました。CR2032…と。
これで、すべて解決しました。
私はメモを敢えて取らず、どこまで覚えてられるかゲームをすることがある。今回は、惨敗だったようだ。
たまたま無駄にならなかったけれど、パッケージの開封だけは慎重に行なおう!!と、改めて思ったのでした。
【一蓮托生】いちれんたくしょう … 事のよしあしにかかわらず、行動や運命をともにする意。もと仏教の語で、極楽浄土に往生して同じ蓮の上に生まれ変わり、身を託す意から転じた。「託生」は他のものに頼って生きること。
漢検四字熟語辞典【第一版】より