腸炎で入院26日目にして、ようやく退院することが出来た。
前日昼前に主治医に退院の目処は?と、問いかけた。
今週中だったらいつでもいいということだったので、即答で「それじゃ、明日でお願いします!」と、言った者勝ちかのように、欲張って答えた。
もう、ダメでもともとと思いながらも遠慮せずに答えて結果よかったと思う。
正直そろそろお粥の一定のパターンで出てくる食事にも飽きてしまったということもあった。
あと、たまたまなのだけど、仲良くなった部屋の人1人が既に退院日が決まっているところに次に部屋に入り仲よくなったもう1人も同じ日に退院日が決まってから冗談のつもりで私も同じ日に退院すると言っていた。
それが、まさかまさかで叶うとは、誰も思わなかった。
今日は3人同時退院となった。
知らない間に部屋で一番の古株になっていたしょうもない意地も少しあって、最後にならずに済んでよかった。
4人部屋の3番目に入ってきた人の僅か一日前の退院というタッチの差での退院は、皆を驚かせてしまった。
たくさんの退院処方の薬を山ほど抱え、退院ということになった。
所定の用紙での診断書を病棟の事務の人に訊ねられたのにも関わらず、病院のもので作成してもらい、2度手間を踏むことになったけど、気にしないでおこうと思う。
自宅療養中に、これまでしたくても時間が取れず出来なかったこともできたらなと思う。
【雲蒸竜変】うんじょうりょうへん … 英雄や豪傑や時運に乗じて起こることをいう。上昇する竜は雲を呼びその勢いを増すことから、雲が湧き起こり竜が変幻自在に活動して勢いを増す意。「雲蒸」は雲が湧き起こること。
補説 … 「雲竜」は「りゅうへん」とも読む。
漢検四字熟語辞典【第一版】より