昨日病院の帰り道、まだ車に乗って5分くらいたった先の交差点にゴミ袋らしきものが見えた。
そのゴミ袋らしきものは、半透明で大きさは一般家庭で使われることの多い45ℓものに見えた。
交差点で右折待ちだったため、対向車が行きかうたびにゆらゆらと動き、時たまその位置を変えていた。
これは!!
真っ先に浮かんだのは以前に娘を乗せて運転中の車で起きたあの異臭騒ぎのことだった。
その時にもやはり大きなゴミ袋が目前に迫っていた。
すぐ前に走っていた車は、右にハンドルを切り大きめによけてみせた。
私も対向車がいないのを確認してはいたけど、ハンドルは少ししか切らずに車体の真ん中をすり抜けるていで走行した。
ところが、バックミラーを見てもその袋が見当たらない。
そうこうするうちに、ビニールが燃える異臭がしだした。
このまま走行しても問題はないだろうと思いながらも結局ディーラーに問い合わせて診てもらうことにした。
そう、娘はこの異臭に怖がり、私は…といえばイライラしながらの運転になってしまっていた。
昨日の交差点でみたゴミ袋らしきものは、右折時にそーっと通過することで、ボディーの裏側に付着することなく通過できた。
ホッ!!
しかし、この後目を疑う光景が!!
先ほど曲がってきた交差点からさらに10分ほど走っただろうか?
何か嫌な臭いがするなぁと思いながら、そのまま走っていた。
ふと前を走っている車を見ると、右後輪付近に透明の大きな袋が見えたのだ。
まさか!?
異臭の原因は前の車のアレだったのか!
空気をたくさん蓄えながらそのポリ袋は車の動きに合わせて揺れていた。
前を走る車のドライバー異変に気が付いているのか、あるいは気が付いているが何が原因なのかわからなくて落ち着かないのか、チラチラとルームミラーを見ている様子だった。
信号待ちのたびによっぽど言いにいこうかと思ったけれど、車を降りて出ていくのも何だか大げさだしなぁ…。
結局10分くらいこのまま走って、悩んでるうちにその車は左折レーンへと移動した。
その後、確認するために曲がったのかは謎だけど、同じ日にゴミ袋の恐怖を2回も味わうことになるなんて!!
袋が排気口に付着して、ふさいでしまわない限り走行自体は大丈夫らしいけど、運転中の車内はこちらが嗅ぐ臭いとは比べ物にならないくらい相当異臭がしていたはずだ。
【英華発外】えいかはつがい … 内面にかくれている美しさやすぐれた面が表に現れること。「英華」は美しい花。華やかな光の意。「発外」は外にでること。
補説 … 「英華外に発す」とも読む。
注意 … 「英華」を「栄華」と書き誤らない。
漢検四字熟語辞典【第一版】より