納豆には、苦い思い出がある。
小学校の低学年の頃だったと思う。母がよく圧力鍋を使って大豆の煮物を作ってくれていた。この炊いた大豆を食べるのが、当時の私は少々苦手だった。苦手であるだけで、食べようと思えば食べられたのだけど…。ある時、多分変な顔をしながら嫌々食べている感を出しているところ
大概何でも美味しくいただ
その時はもちろん納豆の原料が大豆だということくらい理解していたはずだけど、まさか自分の分だけ用意されていないとは!!納豆は味や食感が違うからというので、欲しがる自分がそこにいた。なるほど、今思えば勝手なものであるが、この時は悲しくなって泣き出してしまう始末だった。
これが小学校のころに起きた納豆事件だ。
今は、感謝の念を忘れず、何でも美味しくいただいている。