1936年の今日(8月11日)、ベルリンオリンピックの女子200M平泳ぎ決勝が行われた際、この様子をラジオで実況していた日本放送協会の河西三省アナウンサーがこの競技に出場していた前畑秀子選手に「前畑がんばれ」と20回以上連呼されたことは、かなり有名な話です。
前畑秀子選手は見事優勝を飾り、日本人女性として初の金メダルを獲得された。
実況は、ご本人には聞こえていなかったせよ、その熱意は今でもすごく伝わってきます。
私は小学3~4年生の頃まで泳げなかったけれど、どうしても泳げるようになりたくて、夏休みの水泳教室に申し込んだり(この時は、泳ぎが得意だという教頭先生が丁寧に指導してくださり、大変感謝しています。)して、ようやく平泳ぎなら50Mくらい泳げるようになった。
しかし、バタフライは息継ぎが苦手だし、どう頑張っても斜めに進んでしまい、学校の記録会は平泳ぎでばかり出場していた。
一度だけ背泳ぎが出来ないのに、たくさんの面前で泳いだあの苦い思い出も同時に思い出された。出来ないことを何故請け負ったのか、今の私には考えられないことだ。