先日勤務先のスーパーのレジにお酒を持ってこられた若い男女がいた。
これは、年齢確認のため証明書の提示を求めなければ!っと思い、
「お客様、年齢確認出来るものをお持ちでらっしゃいますか?」と訊ねた。
男性の方はスーッとレジ前から離れ、女性が応じてくれることになった。
財布から取り出された免許証の生年月日欄を素早く確認すると、長男と同い年であったので、即「ご協力ありがとうございました。」と言って財布に戻してもらった。
このようなケースの時にはいつも、うちの子と同じだということ、お姉さん(お兄さん)が偽っているようには見えないですけどねっていうことをつけ加えると、たいていニコニコして帰っていってくれる。
基本、自分の子どもの年齢から起算する。
それでも最近はこのように同い年でなければ、一瞬で計算しにくくなってきちゃってる。
月日の経つのは本当に早い。
そして次のお客さんの番になり、ビールの6缶パック1点、この商品のバーコードを通して即お会計へ。
その男性のお客さんは、「僕には聴いてくれへんの?」ですって。
私:「ぷ~っ。」(うけてる)
そう、若くないわけではないけど、お伺いする感じにも見えなかったのでこの男性には敢えて年齢確認を行なっていない。
私は、この男性がとても明るく楽しい方だったので、本当に元気をもらえた。
何年もこの仕事をしてきたけど、こんな切り口もあるんだな、ギャグのセンスにちょっとやられたなって思った。
その後の仕事もなんだか楽しく乗り切れた。
【緯武経文】いぶけいぶん … 文武両道を重んじて国を治めること。「緯」は横糸。「経」は縦糸。武を横糸、文を縦糸として美しい布を織る意。
補説 … 「経文緯武」ともいう。
漢検四字熟語辞典【第一版】より