1913年(大正2年)の今日(8月16日)、東北帝國大学(現在の東北大学)に入学した黑田チカをはじめ受験生3名の合格を発表し日本に初めて女子大生が誕生した日なのだそう。この3名は当時特に世間の注目を集め、それを機に北海道、東京などの帝国大学においても、次第に女子大生の入学が認められるようになっていったのである。
また、黑田チカは、日本初の女性理学博士となった人であるそうだ。
日本で一般に女子大生が見られるようになったのは、1950年代頃からで、1970年代までの日本では大学を卒業して就職する女性が少なく、20代中盤までに結婚することを前提に、高度な教養を見につけるために大学で学ぶ女性が多かったそうである。
私の場合は、兄が高校卒業後就職したために、私もそれにならって就職することにした。お金もかかることで、自分の力で解決しようともしなかったから。今はチャレンジしてもよかったのかも…と、やや思えるがやはりこの当時はこうするしかなかったように思う。
やはり、学ぶ機会っていうのは、たくさんあるにこしたことはない。それでも、転職した先々で勉強になることはいっぱい見てきたつもりでいる。
ただ、やっぱり中年となった今では、女子大生=若い女性のイメージだから、もう戻れないと思うと切なくなる。
今の学生さんには、楽しんで勉学に励んで悔いのないように生きていって欲しい。