お土産を買う夢を見た。
場所なんかはわからないけど、明るく綺麗なところだった。
全部で4個買おうとしていた。
最初に塗りの箱に入った大小2個のお菓子を買おうと、2つ重ねてキープするが如く傍らに置いた。
次に、袋に入ったお菓子を2種類手に取っていた。
何故かこの間、今まで溢れるようにあったお菓子がすさまじい勢いで無くなっていた。
さぁ、先に選んでいたお菓子と一緒にしてお会計しようっていう時に、最初に選んでいた塗りの箱に入ったお菓子はもう見当たらなかった。
普通に考えて、誰かが買っていったため、なくなったのだろう。
でも、夢の中の私はそんなはずはない!と、納得のいかない様子で、店の人にそのお菓子を出してもらおうとしていた。
そのお菓子の中身は、何種類かの干し柿がぎっしり詰められていて、とてもきれいな見た目だった。
自分でキープしなかったというのに、まだ納得のいかない私は、お菓子を出してもらうまで粘ろうという姿勢だった。
そんなところで、目が覚めた。
必死になって手に入れようとしていたものが、後になって考えれば父の好物だったので、なんだか面白いなと思った。
こんなに嫌な思いをするのに、カゴに入れたりしてキープしようとしない自分は、おっとりな自分の性格そのものの様な気がした。
ぼーっとしていると、何もかも要領のいい人たちに持って行かれてしまう現実へのメッセージのような気がした。
【雨奇晴好】うきせいこう … ⇨晴好雨奇(せいこううき) … 晴雨どちらでもすばらしいながめ。山水の景色が晴れた日も美しく、また雨が降れば降ったですばらしいこと。「奇」はふつうと違ってすぐれている意。
補説 … 「水光瀲灔として晴れ方に好く、山色空濛として雨も亦た奇なり」の略。
漢検四字熟語辞典【第一版】より