大病院で診てもらっている皮膚科の先生は、処置を行うときに丁寧にガーゼ交換してくださるので、本当にありがたい。
そのことのお礼を今回先生に伝えてみた。
私;「先生、いつもゆっくり丁寧にテープ剥がしてくださいますよね。今まであまりそういう方に出会わなかったから…。」
医師;「えーっ⁉無理に引っ張ると、傷が余計に悪くなってしまうしね…。」
こういう感じのやりとりがあったのですが、それほどテープかぶれを起こさない私の皮膚も、薬局でいつも買っているテープを繰り返し貼り続けた結果、かぶれて自分で剥がす時に表皮ごとめくってしまうという残念なことが起きていた。
確かに病院ではこのテープかぶれのことも考えて、幅は同じくらいであるが紙製のテープが使われていた。
これまで、足の下腿潰瘍など数えきれないほどガーゼ交換をする機会があった。
その度、「少し痛いから我慢してね~。」でベリベリベリッとテープや防水フィルムなどを一気に剥がして、ハイ完了。
もちろん、治療を受ける上で痛みなんかに耐えるのは当然だし、たくさんの患者さんを時間との闘いで診察や処置をしてくださっているのだから、一人の患者に時間はかけられまい。
それでも、一生懸命愛情をこめての処置にいつも感動をしている。
遅く治るものも早く治りそうだ。
良い先生との出会いに今日も感謝しています。
【一敗塗地】いっぱいとち … 戦いに大敗すること。「塗地」は戦いに敗れて死者の内臓などが土にまみれること。
漢検四字熟語辞典【第一版】より