写真、特に歴代免許証写真なんかを見ていると、その頃の自分が何を考え、どんなことをしていたかっていうのが集約されているようで、とても面白い。
それは、自分のものだけでなく家族のものも同じことがいえる。
写真は古い順に並べられ、顔をまじまじとみる…
なんかつまらなさそうな、ツンケンしたような顔だったりちょっと穏やかそうな顔だったり。
それと、二代前よりちょっと雰囲気が変わったなと思うと、また前の顔に戻ってたり…。
写真は写してくれる人の雰囲気でも表情ってかなり変わると思う。
最近の免許証更新の時は、ムッとした感じの男性か明るそうな女性にあたるかで、自分の運の悪さに嘆いていた。まぁ、気持ちを切り替えて出来る限りよく映ろうと頑張っていたよな。
だから、プロのカメラマンというものが存在するんだよね…。
子どものだと、歴代生徒手帳を並べてみると…
この頃はちょっと顔がぽっちゃりしているな、急に顎がシャープになり引き締まった感じだな…と、思ったら、またそれを繰り返していたり…。
自分の成人の日の写真だけは、処分するかどうかで真剣に悩んでたよな。
輝いて見えるかそうでないかっていうのは、結構目の感じからわかったりする。
昔から写真を撮られるのが苦手だったな。
ずっと自分に自信がなかったからなぁ。
それでも奇跡の一枚とか期待してないわけじゃない。
子どもの頃から、悪いことをする人は、人相が悪くなるんだよと言われて育った。その通りだと思う。
これからどんな生き方をするにせよ、自分の納得いくようなスタイルにしていく努力だけはしていたいなぁ。
そして、出来るだけ生き生きとした写真が残ればいいなぁ。
【一片氷心】いっぺんのひょうしん … 清く澄み切った心境のこと。品行が高雅なことの形容。ひとかけらの氷のように、きわめて清い意。
補説 … 「氷心」は「冰心」とも書く。
漢検四字熟語辞典【第一版】より