腎臓内科と呼吸器膠原病内科の診察日だった。
薬の残数以外何を訊ねようかとかあまり考えずに受診する順番がまわってきた腎臓内科。
主治医の「どうですか~!?」と大きな声での問いかけに、椅子にかける前に不意打ちをくらったように、「はい~!!元気です~。」と、いうようにちょっとお間抜けに答えてしまった。
血液と尿検査は何の問題もなく、全身性エリテマトーデスの持病がある者としてはまずまずの値であるらしい。
とりあえずいつまで薬があるかだけは伝えた。
この診療科ではメドロール1種類だけ20年くらいもらい続けていた。
次に一時間近く待ち、呼吸器膠原病内科を受診した。
こちらの診療科で、腎臓内科のもう一種類の薬の残りを伝えてしまった。
そういえば、腸に異常が出てからくらいに、ネキシウムカプセルってこの診療科で出てたわ!
入院で余ってきた薬を、今回一掃しようと思ってたのに、週一回の薬の残を伝えるのを忘れていた。
薬局でも声かけをしてもらったけど、待ち時間が嫌で今回は帰ることにした。
ホントに自分はなんてのんきに暮らしているんだと、ちょっと恥ずかしかった。
【枉尺直尋】おうせきちょくじん … 大きな利益を得るために、小さな犠牲をはらうこと。「尺」「尋」はともに長さの単位で、一尋は八尺。「枉」はま八尺げる意。一尺を枉げて八尺をまっすぐにするという意から。
補説 … 「尺を枉げて尋を直くす」とも読む。
注意 … 「枉」を「柱」と書き誤りやすい。
漢検四字熟語辞典【第一版】より