2020年の開運マンスリーカレンダーなるものを見ていたら、”6月 おしゃれ運が好調です。一方、人間関係には波乱の気配も。約束の日時は、直前に再確認を。”と、いう一文が載っていた。
占星術のなどの注意を促す内容については自分を戒めるように…くらいな感じに捉えていますが、人間関係には波乱の気配も。約束の日時は直前に再確認をの文には、若い頃にした失敗を思い出す。
独身OL時代の20歳頃、当時勤務していた会社でパソコンの研修みたいなものがあって、同僚3人で参加することになっていた。当時の最寄り駅は、上り・下り側と2つにはっきり分かれていた。私ともう1人の同僚は同じ方面行き側にずっと待っていた。
そろそろ、発車の時刻も近くなり、焦り出した私たちは念のため反対方面側を見に行くことにした。そこにはもう1人の同僚が待っていた。
もしかすると、あまりこの駅を利用したことがなかったのかも…。無事研修は参加することが出来たのだが、そのもう1人の同僚(私と同い年)は、この一件があってからというもの、私に極端に意地悪をしてくるようになった。それどころか、仲良くしていたもう1人の同僚(駅で一緒に待っていた人。年上だが、入社は私と同期)を私から奪うようにし、休憩時間の行動も常に一緒にしていた。
明らかにこの一件があってからなのだ!!
今の世の中なら、携帯電話で連絡が逐一出来て、何の問題もないはず。
この意地悪をしてきた同僚から仕事を教わっていた私は、常々私が同じほどの給料をもらっていることに腹を立てているようだった。
この時、いくら病気が理由だとしても、中途入社の厳しさというものを嫌というほど味わいました。
結局この会社にいづらくなった私は、2ヶ月でここを去ることになった。(辞めたい理由は他にもあったけれど)
人間関係の難しさを学ぶ機会をここで与えられました。その後も本当に縁がありそうでないところに迷い込んでは、結局そこを去るということを幾度も繰り返してきました。
母にこの話しをした時に、悔しさのあまり「あんな会社、辞めてやる~!!」と、かなりの大声で叫んでしまっていた。こんな醜い私。出来ればこんなモードで言いたくはなかった。それでも、母は嫌な顔一つせずに聞いてくれていたのが印象深い、そんな苦い思い出です。
【一読三嘆】いちどくさんたん … 名文を読んで感銘すること。一度読んで何度も感嘆するような名詩文のたとえ。「一読三嘆の書」などと使う。
漢検四字熟語辞典【第一版】より