家のそばにある木にここのところ、ムクドリがやってくるようになった。
最近まで蝉の声がしていたせいか、気が付かずにいた。
ところが、たくさんのムクドリが集まってきているとみえて、ピーチク、パーチク辺りはとても騒がしくなっているのに気が付いた。
夫は、私より先にこういった状況に気が付いていて、どうやら最近ムクドリがやってきているようだと言っていた。
そうなのか~。あれは、糞害とかとても困るヤツだ。以前に大通りの街路樹に大量に飛来してきているのを見たことがあった。その周辺には、やたらとたくさんの糞もあり、通行人がとても不快な感じにさせられていた。
耳が聞こえにくい夫に、またムクドリがやってきたみたいだと伝えると、デッキブラシを出してきて、慣れた手つきで塀をトントン、トントンと叩き始めた。
すると、木にいたムクドリはもちろんのこと、この辺りにいたたくさんのムクドリたちが一斉に飛んで逃げていった。
木に衝撃を与えているわけではないというのに、これだけ音に対して警戒して逃げていくとは…。
夫:「棲みつかれたんでは困る!」
ちょっと鳥つかいのようで、おかしかった。
ムクドリは渡り鳥ではなく、一定の場所に棲みつくらしい。
1~2匹庭にやってきているのをこれまでかわいいと思ってみてきたけれど、100匹以上いるようではねぇ。やっぱり困るよね。
【王楊盧駱】おうようろらく … 初唐の四人の詩の大家。王勃、楊炯、盧照鄰、駱賓王。いずれも唐代書記の人で近体詩の確立に功があった。
注意 … 「楊」を「揚」と書き誤らない。
漢検四字熟語辞典【第一版】より