日本人が最も多く持つジュエリーといわれているパール。
実際、私もパールは、何個か自分で買った。
貝殻自体もきれいだけど、天然であのような球体のきれいなものができるということで、小さな頃からわりと興味はあった。
真珠の養殖に成功してから、もう100年以上も経つそうだけど、研究して天然のものとほぼ同じように作ってしまうなんて御木本幸吉さんはじめ、この研究に携わった方々の執念を感じずにはいられない。
パールの主成分である炭酸カルシウムが、身につけた後に付着した汗(塩分)をそのまま放置した状態で保管してしまうと緩やかな科学反応で、パールの光沢が失われてしまう。そのため身につけた後は、早めに柔らかい布で拭くなどの手入れが必要であるそうだ。
「パール」で急に思い出したのだけど、小学校の3年生の時に宿題で「パール」という名前のついた算数のプリントをほぼ毎日のように配られ、出来ない問題に遭遇すると号泣しながらやったことを思い出した。この「パール」というのは、みんなも輝いて欲しいとの思いで、担任の先生が考えて作ってくださっていたものだったように記憶している。
算数はなんとか出来ても、高校の数学はとにかく難しかったなぁ。
毎日の積み重ねの大事さを、数学では教わった気がする。
未だに克服できなかった数学のことが気になってしょうがない私である。