以前、人差し指にバイ菌が入り、腫れて膿も出たということを綴った。
その指の爪回りの皮膚が固くなってきていたので、少しでも手を動かしやすくなるようこの白っぽく固くなった皮膚をそっとめくってみた。
すると、爪も一緒に剥がれた。
どうやら一体になっていたようなのだ。
爪自体ももともと固く、あやしい縦の筋がいくつもあり、色も他の爪とは違って浅黒い。しかも、指に対して少し歪んだまま何年も生えていた。
膿を出してから、妙に浮き上がって来ているなとは思っていたけど、取れるとは思っていなかった。
爪が取れたことで、不自由かと思えば爪がある時とあまり変わらない。あと爪回りの固い皮膚が取れたことで、ほんの少し柔軟な動きが出来るようになったので結果よかった。
今度は真っ直ぐな爪が生えて来てくれるよう、ただただ、祈るばかりだ。
【開心見誠】かいしんけんせい … まごころをもって人に接し、隠しだてをしないこと。「開心」はまごころを示す、胸の中を開くこと。「見誠」は誠意をあらわす意。
補説 … 「心を開いて誠を見す」とも読む。
漢検四字熟語辞典【第一版】より