習い事をしている施設に向かう途中、この交差点を曲がれば商業施設の駐車場に入れるっていう、そんな交差点の手前でゆっくりとしている車に遭遇した。
今思えばこの交差点を直進するか、曲がるかで迷っていたのかもしれません。
この曲がろうとする時にグッとその前の車について曲がり切ったところで、その車は停まった。
ピッタリついてきて曲がったのが気に入らないのか、私が焦り気味にしているのが気に入らないのか、そこらへんは謎である。
何で停まっているのかわからないので、キョロキョロ見回しても通行人なども見当たらない。
そのまま20秒くらい待っていたら、ようやく進んでくれた。
その後、2つあるこの施設の駐車場ゲートで、慣れている私はいつものように駐車券を取って先に車を発進させた。
すれ違いざま、よくわからない大声で何か叫んでいるのだ。
それでも、無視して駐車場に無事に車を止めた。
習い事のカバンを下げて施設に入ろうとしたら、例の車がやってきた。
そのとたん、またまた大きな声で「あいつや~!」と言われた。
周りに誰もいなかったので、自分のことだと確信したが、因縁をつけてくるというのはこういうことだと認識した。
施設に入ってからも何かされないか、習い事の間に車に何かされないか、待ち伏せされていないかすごく不安だった。
これほど、落ち着きなくレッスンを受けたのは初めてだ。
この後の仕事に向かう道が迂回路になっていたのが気がかりだったのもあるけど、このように焦ったりしていると、ろくでもないものを引き寄せてしまう。
そう思いながらの運転で、やはりとんでもないことが起きた。
今後も注意して運転していこうと思う。
【嫗伏孕鬻】うふうよういく … 鳥や獣が子を産み育てること。「嫗伏」は鳥が翼で卵を覆い温めること。「孕鬻」は獣が子を孕み産み育てること。「鬻」は「育」に同じ。
補説 … 「嫗伏」は「おうふう」とも読む。
漢検四字熟語辞典【第一版】より