昨日の通勤時、マイカーで走行中に右側の施設から強引に割って入る車がいた。
その車は、私の運転する車のギリギリ前のあたりという距離で入り込み、車体が斜めになった時に後方を確認すればよさそうなものに、そのまま向きまで真っ直ぐに修正してきた。
当然私の運転する車はブレーキを踏んで止まるのでもやっと!…というところに、今度はこちらが向きを変えなくてはならなくなり、あわててハンドルを左に切った。
クラクションを鳴らせばよかったのだろうけど、割り込んできたにしてはあまりに大胆な動きで一瞬の出来事に唖然とした。
こんな時、入ってくる車は必ずと言っていいほど、何らかの合図をくれる。
それどころか、目視による確認もしていなかったのでは?と、いう感じだった。
私の後続の車は、なかったはずだし。
結局、ハンドルをギリギリまで切って斜めに車体が傾いた状態でなんとか回避することに成功したが、ガードレールにはわずか数センチ、相手の車とも数センチっていう怖ろしい状況だった。
車体を元に戻そうとすると、少しガタッという感覚があった。
どこにもぶつかってはいないので、落ち着いて対応することはできた。
ただ、少しあったガタッという感覚。
それは何だったのだろうということが気になった。
少し考えてから、ようやく強く踏みすぎたブレーキペダルを離す時に生じたものだったと理解した。
そのまま赤信号で停まったので、我慢できずにボディーの確認をしようと、車から降りた。
ボディーに異常はなさそうと判断して急いで運転席に戻った。
その後、数メートル走った後その車は右折していった。
このあたりの道に詳しいのか、それとも、ビビって逃げただけなのかは謎だ。
正月三が日から、事故!?っていうことになりかねなかった。
今年も、安全運転を心がけようというメッセージをくれたのだと思うことにした。
相手の人も多分そのように思っただろう。いや、思っていてくれ!!
【一張一弛】いっちょういっし … 厳格にしたり寛大にしたりして人をほどよく扱うこと。弓の弦を張ったりゆるめたりする意。為政者の心得として、また教育者の心得として用いる。
補説 … 「一勘一張」ともいう。 故事 … 周の文王や武王が中道の政治を行い、人民に対して時には厳しく緊張状態に置き苦労させ、時に楽しみを与え心を緩やかな状態に置いたという故事から。 漢検四字熟語辞典【第一版】より