以前は通勤時に使っていて、今も結構な率で通っている道路がある。
その道を通る時は、わりと渋滞もなくすんなりと流れていることが多い。
結構なスピードで通過していく車。
その道路脇にいつも供えられたお花。
私がこの道を使うようになってすぐから、気になっていた。もうすでに20年以上経っている。
毎回、じっくりと見ているわけではないが、見たときにはいつでも新しいきれいなお花が供えられているのだ。
最近は見かけないな…と、少し気になってその付近を通りかかった時によく見てみると、少し奥まったところに、お焼香ができるような小さな台のようなものも置かれているようだった。それを確認して、なぜかほっとした。
どんな方が、どんな思いで手向けているのかはわからないでいるけど、長年にわたって、絶えることもなく本当に愛されてきた方なのだろうなぁと、勝手に推測をしています。
と、同時に素敵だなといつも思っている。
人に愛される人間でいたいものだ。つくづく思う。
【一遊一予】いちゆういちよ … 遊んだり楽しんだりする。天子が諸国を視察してまわること。昔、王は遊覧して楽しみながら諸国を視察し、民の生活に足りないものを援助したことからいう。「予」は楽しむ、遊び楽しむ意。
漢検四字熟語辞典【第一版】より