家の固定電話にかかってくる相手先は、殆ど不要品を回収する業者だと以前に書いた。それがこちら⇩
その後もやはりそういった類の電話が、山ほどかかって来ていた。
何度このような電話を受けても、本当に気味が悪い。
ところが、先日初めてこの手の電話にのってみることになった。
かつて義父母と2世帯で暮らしていたことから、共有部分にあった置物をはじめとする不要品をこのたび処分する運びになったからだ。
しばらくは、そのままの状態でも問題はないだろうということで放置していたが、私がポスターや人形など顔のあるものが実はちょっと苦手だったこともあって、とうとう手放すことになったのだ。
自分の好きなものに囲まれて暮らせたら…と、いう思いとはほど遠い環境だったから、一念発起してよかったと思っている。
電話口の担当の女性がとても感じが良くて、何か引き寄せられるものがあったからだと思う。顔がみえていなくても、これくらい感じのよさがわかるのも、ホント面白い。ご縁があったのかも。その時はそう思った。
最初に引き取ってくれるといった空気清浄機が、1,000円だったので、それならもう一つ同じ物がありますと私が言い、もう一つも取り出しました。
ここに渡して本当によかったの?と、思える指輪なども出したけど、結局全部で1,000円で引き取られることになりました。
思ったとおり、「は?」という感じだったけど、結局一番引き取ってもらいたかった石膏の置物は引き取れないとのことでしたが、サービスで引き取ってくれるということだったので、1,000円をいただいてサインをした。
実は、サインをしたあとも少し薄気味悪さを感じたけど、不要なものが無くなり喜ぶべきだと気持ちを切り替えた。
その後もこの類いの電話が後をたたない。
【一石二鳥】いっせきにちょう … 一つのことをして二つの利益を得るたとえ。一つの石を投げて二羽の鳥を得る意。
補説 … 英語のことわざの訳語。
漢検四字熟語辞典【第一版】より