お彼岸のお墓参りに昨日行ってきたからなのか、亡くなった同居していた義父が夢に出て来た。
夢だから、歪んでいて内容など全く意味がわからないというか、意味がないと思えた。
あれだけ入院中など家に帰りたがっていた人が、家の向かい側から車に乗って出て来て、どうやら夢の設定ではそこに満足げに住んでいるようだった。
何を訴えたかったのか?
最期は、高齢者の施設に入らざるを得なくなっていた義父は、私が訪れるたび迎えに来たと思い込んでいて、「何をしてるんだ!早く、家に連れて帰れ!!」と言っては怒っていた。その後に入院したが、その時もやはり同じことを私に言った。
残念ながら病状から家に連れて帰ることが出来なかったし、どうすることもできなかった。
ただ、あれだけ家に帰りたいと訴えていたことを考えると、これで良かったのだ…。とは、ならない。
ずっとそのことがつきまとって離れない。
だから、こんな夢を見るのか?
残された者で、家をまもっていって欲しいと伝えているメッセージだと勝手に解釈した。
【一子相伝】いっしそうでん … 学問・技芸などの奥義を直系の子供一人にのみ伝えて他人にはもらさないこと。一人の子供にのみ伝授する意。
漢検四字熟語辞典【第一版】より