あの時譲ったけど、譲れないお気に入りの文房具用品

あの時譲ったけど、譲れないお気に入りの文房具用品

2021年2月10日

20年以上も気に入って使っている文房具用品がある。

といっても、ある時期は存在すら忘れている時があった。

やっぱり、よいものはロングセラー商品になるものだ。

若い頃、通信教育で簿記講座を受講している時によく使っていた、”KOKUYOの”計算用紙”。

B5サイズ100枚綴りで、無地の用紙。

これは、コピー用紙や大学ノートなどとも違って一枚一枚が薄めで簿記の勉強に使っている時は、本当に重宝した。

それから何年か経って、また医療事務などの勉強をすることになり、このKOKUYOの計算用紙の使いやすかったことを思い出した。

ちぎって、コピーの試し刷りにしてみたり、メモや覚え書きにもよく使っていた。

メモ用紙は枚数が多くたくさん使えてありがたい。それでも手の平サイズのものが多いから、厚みのあるこの小さいところにボールペンで書いたりするのは、大きな手の私にはちょっと書きづらい。

そんなこんなで、この計算用紙は大のお気に入りだ。

この用紙のおかげで、勉強がはかどったといっても過言ではない。

子どもの通っていた小学校のPTAの役員をしている時に、BINGOをする機会があった。

景品は複数で金額設定もランダムにしようということになっていた。何にするかを検討している時に、私はこの計算用紙を提案したのだけど、あるお母さん(役員さん)から「えーっこんなん使う?」の発言があった。

(いやぁ使うんだけどなぁ)が私の本音だったけど、周りはそのお母さんの意見に同調したので却下となった。

私は誰が何を言おうとこの計算用紙はあってうれしいものやわ。価値観って本当に人それぞれなんだよね。人が要らないものでも地味に個人で買うわ!ってことで、今に至っています。

昨日だって、今日だって使っているんだから。料理レシピなんかも手順を要約して書いたりして活躍中なのです。

四字熟語のコーナー

【移風易俗】いふうえきぞく … 風俗をよい方へ移し変えること。「風俗を移易いえきす」をを一字ずつ分けて表現したもの。「易」は移し変える意。

補説 … 「ふううつぞくう」とも読む。

注意 … 「易俗」を「いぞく」と読み誤らない。「易」を「い」と読むときは「やさしい」の意。

漢検四字熟語辞典【第一版】より