5月の入院時に買った、パズル紙『漢字太郎』。
病院のコンビニで売られていた。
最初から、テレビは観ないと決めていたし、スマホばかりを使ってもいられないということで購入に至った。
実際は、少し体を動かすだけでも痛みが走り、パズル雑誌を楽しむ余裕もなかった。
寝転んだ状態でなんとか字を書くことができたけど、点滴につながれた手ではどうもうまく書けなかった。
そのうち興味も薄れていった。
が、同室の4人のうちの3人がこの漢字を使ったパズル紙を持っていたのに驚き合った。
この3人は誕生月までも同じだという共通点もあっておもしろかったよな。
退院後しばらく放置されたこの『漢字太郎』。
それを、思い出したかのように引っ張り出し、問題を解き始めた。
分からない箇所があると、ウェブサイトなどで調べてスッキリ解決。
そういえば、昔買っていたパズル紙は必死で辞書などを使って調べていたっけ。
この歳になってもあまり馴染みのない言葉がどんどん出てくるのにはホントに参る。
しばらくは、ハマりそうだ。
【燕頷虎頸】えんがんこけい … 燕のようなあごと、虎のような頸。遠国の諸侯となる人相をいう。「頷」はあご。「燕頷」は武力に秀でた人物の骨相。
故事 … 後漢の班超は生まれながらに燕のようなあごと虎のような頸をしており、はじめ官に雇われ筆書の仕事をしていた。あるとき筆を投じて異城で戦功をを立てた張騫のようにありたいと志し、占い師に見せたところ、遠方で侯に封ぜられる人相という。果たしてのち万里の外に遠征し戦勝して定遠侯に封ぜられた故事から。
漢検四字熟語辞典【第一版】より