スーパーへの買い物は、殆ど私一人で行っているのだけど、今日はたくさん買うつもりで夫と一緒に出掛けた。
基本的に店内では別行動で、カートに何か商品を置くときにだけ、夫がやってくる。
この、カートに商品を置きにくる時に一瞬どこのおじさん?これは、うちのカートだから「あの、間違ってますよ~。」と言いそうになったことさえあるくらいだ。あまり一緒に出掛けないといっても、これは本当にひどいなと自分でも思う。
それくらい、買い物に集中しているってことか?
子どもたちが小さい時にも、同じようなことがあった。
一緒に来ているのにもかかわらず、あちこちに行ってしまってはぐれるので、私のもとに走ってくるかわいい子どもたちがいるわ…と、思ったら我が子だったってこともあった。
天然にもほどがある。
買い物を終えて家に帰り、車を停めた。
荷物を出そうとトランクルームのドアを開ける時に、もともと電気メーターを設置するために設けていた柱の出っ張りにかすりながらも、ドアは真上に向かってしっかり開いた。
全部の荷物を取り終えて、さあドアを閉めようとしたら、今度は出っ張りに当たったまま閉まる気配がしなかった。なので無理に閉めようとはしなかった。
変だなと思いながらも、ドアが開いたままで少し車を前進させた。
その瞬間、主人が荷物の残りを運びに来て、「(ドアが)開いてる!開いてる!」
とあわてて大声で言った。
どうやら、そのまままたどこかに出かけると思ったらしい。
天然だけど、これに気が付かなくて車を発進させていたら相当重症だ。
ドアを開ける時は、何とかギリギリ開いたけど、荷物を降ろしたら閉まらなくなったということは、重い荷物が無くなったことによるものだと、主人が言った。
そういえば、ペットボトルを何本も買ってたわ。
重みで車高が低くなったままトランクのドアを開け、荷物が無くなった分タイヤの凹み具合も解消されたっていうだけのこと。
こういったことは、理屈が分かっていても、「何?」って、一瞬狐につままれたようで焦ってしまう。
テレビなんかでやってるアクシデントのビデオに出てきそう。
まぁ、愛車が無事だったのでよかった。
四字熟語のコーナー
【烏白馬角】うはくばかく … 世に中に絶対にありえないこと。「馬角」はからすの頭が白くなること、「馬角」は馬に角が生える意。
補説 … 「馬角烏白」ともいう。
故事 … 中国戦国時代、秦王が燕の太子丹を捕らえたとき、「烏の頭が白くなり、馬に角が生えたら釈放してやろう」と言った。丹は嘆きながらも天にむかって懸命に祈ったところ、奇跡がおこったという故事から。
漢検四字熟語辞典【第一版】より