今日はワープロ記念日
1978年の9月26日、世界初の日本語ワードプロセッサ東芝「JW-10」が誕生した。私たちの生活必需品ともなっているスマートフォンやパソコンの文章入力に欠かせない日本語の漢字変換機能。この複雑な日本語入力を世界で初めて実現したのが、東芝の日本語ワードプロセッサ「JW-10」であった。この元祖日本語ワープロ技術が現代の機器に生かされ、進化を遂げている。
かなと漢字の組み合わせ、同音異義語を判別して適切な変換を行うために文脈から言い回しや熟語を判断する“意味理解”は、膨大な日本語の語彙、文法をワープロに教えこんだことで、可能になったのである。
私は、初めて就職した先ですぐシャープの「書院」というワープロに触れる機会があった。当時は覚えなければ仕事にならないため、頑張って覚えて操作できるようになった。その他、OL時代にはパソコンのワープロソフト、一太郎(ジャストシステム販売)なども使ってきた。この頃の最新の技術からさらに進化、向上してきているなぁと実感する。
素晴らしい技術者の方々の努力の賜物に感謝して…
四字熟語のコーナー
【阿爺下頷】あやあがん … 物事の見分けがつかない愚か者のこと。また、間違いのこと。「阿」は語の上につけて親愛の気持ちを表す助字で、「阿爺」はお父さんのこと、「下頷」は下顎(したあご)の意。
補説…「下頷」は「かがん」とも読む。
故事…戦死した父親の遺骨をさがしに行った愚かな息子が、戦場に落ちていた馬の鞍の一部を、父親の下顎の骨と思い込んで大切に持ち帰ったという故事から。
漢検四字熟語辞典【第一版】より