これまで苦手として就かなかった接客業。
どちらかというと、職人のような仕事が向いているとは思うけれど、縁があって今は接客業に携わっている。
今でも時々、辞めてしまって何か物づくりをしたいと思うこともある。
お客一人ひとりに笑顔で接すること自体苦ではないのだけど、二度ほどこの笑顔が相手に不快に思われたことがあり、柔和な笑顔の難しさを感じずにはいられない。
たまたま不機嫌なお客、また閉店間際に来店されたお客にはこちらの向ける笑顔が白々しく不快に感じてしまったのか?「ヘラヘラしている!」…と。まあ、これまでにこの二度だけ、お叱りの言葉をしっかり受けた。
それでも、つらいときでも頑張って笑顔で接客していると最高に良い笑顔で返してくださったり、お礼の言葉を残していってくださる。
また、なぜか気分良く調子よく仕事ができるように思えるので、とても不思議に思う。
仏教用語に、「和顔施」や「眼施」といわれるものがあり、柔和な笑顔、優しい眼差しを向けて人々に接することを説いていて、心の中がすぐ顔に出やすい私ですが、これを実践することにしています。
今日は、仕事で失敗をした。明日からまた気を取り直して笑顔で頑張ってみよう!!