昨日は、いつもの2科受診に加えて、下腿部分のMRI検査を皮膚科として受けてきた。
腎臓内科では、まずこの日の受診のために予め受けていた尿と血液の検査結果に異常がないことを知り、ホッとしていた。ところが、その直後医師から付け加えるかのように伝えられたことがちょっと信じられなかった。
どうしても伝える順序がおかしいのでは?と、一人納得がいかなかった。
…というのは、以前に肺のCTを撮った時の画像に映り込んでいた腎臓に異常があるかも知れないということだったからだ。
これは、レントゲンの先生が見てそうかも知れないということらしい。
正直、は?次から次へと検査ばかり受けて意味があるの?と思った。
昔の画像も保管されてなかったんだから比べようもないしね。過去の腎炎の時に出来たものなんじゃないの?…これが紛れもなく私の本音だった。
それでも、しゃれにならない事態だけは避けたいので医師に従い腹部超音波検査の予約を入れていただくことになった。
医師は、この腎臓部分の異常(謎の影らしいもの)のことを、癌かも知れないしとサラッと言ったのにも少々戸惑った。
48歳にもなると、癌の可能性があるとしながらも3ヶ月後の超音波検査でもよしとするのだろうか?少し疑問に思うのだが、放っておいても大丈夫だと思ったからこその判断だと信じることにする。
皮膚科のMRI検査の方は、相変わらず私の脚に点在する石(カルシウム)の詳しい位置を知るための検査だ。
この石があることによって、表皮に赤みを帯びた発疹にも似たようなものが出現するらしいことが分かっている。また、この石があることによって炎症が起き、膿も溜まっているようだ。
今回、もうこの石たちとサヨナラしたいと考えている。
皮膚科医は「また新たに出きてこないとも言い切れないですよ。」とおっしゃっていたが、痛みに耐えながら生きていくのもなかなか辛いものだ。20年近く経つけどもうここらで少しでも軽減できるのなら…と、思い切った。
出来るだけ切開部分は最小限に抑えて中の石を取り出してもらいたい。そのことをただただ祈るのみだ。
そして、この痛みともお別れするんだ!!
四字熟語のコーナー
【一炊之夢】いっすいのゆめ… ⇨邯鄲の夢(かんたんのゆめ)… 人の世の栄華のはかないことのたとえ。「邯鄲」は中国の地名。
故事… 唐の盧生という立身出世を望んでいた若者が邯鄲の町で道士の呂翁から枕を借りて寝たところ、栄華に満ちた一生の夢を見、目覚めてみると宿屋の主人が黃梁をひと炊きするごく短い時間であったという故事から。