こんなことは誰も得をしないし、泣き寝入りするというか…本当は書かなくてもよいことなのかもしれませんが、私が眼科にかかった時のことを書こうと思います。
30年間診てもらっていた内科の先生がお辞めになられ、昨年から膠原病内科と腎臓内科の2科にかかることになり、新しい先生が合併症の検査の一環でオーダーを出された中に、眼科受診もあった。
両目とも裸眼で1.2の視力をキープしている私は、よく冗談で人に「眼だけはいいねん。」と、言ってきた。
それでいて、これまでに3回ほど白目が赤くなる結膜下出血のような症状が出たこともあったし、白血球が増加した後などに目やにが出やすくなったり、体に化膿した箇所があれば、白目が少し飛び出したようになり、コロコロする感じになったことがあるものの、視力だけは失っていなかった。
眼科受診当日 のことは早く忘れるべき現実だと思い、何月何日に受けたのかはっきり覚えていないし、何かにメモを取ることもしていませんでした。
順番が来て診察室に入りましたが、これがドクハラじゃないといえるだろうか。
私は二重かつ切れ長の目をしていて、検査がしにくいからか、何の断りもなくいきなり、面倒くさそうに上瞼と下瞼をこれでもかっていうくらい力強く一気にガーッと片手の指で乱暴に開き、それでも思う大きさに開かなかったからか、何度も何度もこれを繰り返された。
まぁここまではしょうがない、検査に必要なことならば…と、思うし。
それが、今度はガーッっと開く時に入ったのか、「目にまつ毛が入ってるのに、何も感じないの?普通痛がったりするでしょ?おかしくない?」と、言って隣のメディカルクラークさんに、「ねぇ?」と同意を求めて、何度か首を傾げていた。
あんな荒いことをしておいて何を言っているんだ?と思いながらも、この後の女性医師の一つ一つの言動にただ唖然としていた。
膠原病患者は、それなりに不快な症状には慣れているし、いちいち子どものように痛がったりはしない。これを耐えるのみだ。
痛がるリアクションが欲しいのか?
どれだけ、サディスティックなんや?
検査では何も心配される合併症などは見られなくて本当によかった。
今後眼科にかかることになっていたとしても、この先生の曜日は外していただろう。
このようなことを、多くの患者さんに向けてやっていると思うと、ほんとゾッとするわ。
四字熟語のコーナー
【一葉知秋】いちようちしゅう … わずかな兆しから、物事の衰亡や大勢を察知すること。また、為政者たる者はささいな出来事からも、全体の情勢を予知する能力を持たねばならないということ。「一葉」は一枚の葉のこと。「知秋」は秋の来たのに気づく意。
漢検四字熟語辞典【第一版】より