(6 6)つけまつげ

2019年6月6日

全く興味がなく、“つけまつげ”にはあまり縁のない生活を送ってきた。

今から24年前の結婚式の時、初めて式場のスタッフさんに花嫁のメイクとしてつけまつげを施してもらった。前日の夜、両親への手紙を書いている時に泣いたため、瞼は重く腫れてしまっていて残念な感じだった。

慣れないつけまつげはさらに瞼を重く感じさせ、式場のライトも眩しくてそれほど大きくもない目がさらに小さくなったようだ。結果、まつげをつけてプラスマイナスゼロと、いったところかな。

それ以来、つけまつげをつけることもなく過ごしてきたわけだけど、3年程前ビューラーで引っ張られたまつげが、結構たくさん抜け落ちてしまうということがあったため、つけまつげを探してみることにした。

これが今、たくさんの種類があり自然に見えるものもあったので、気に入ったったものを化粧品売り場で購入した。同時につけ方のレクチャーも受けた。

今まで、興味はあるものの、つけたことがなかったのは、“いかにもつけています”という感じが好きではなかったから。

実際つけてみて、目の幅であるとか、カーブのしかたなど自分の目の形に合わせて微調整が必要であると感じた。あと、自分のまつげにつけるための接着剤は、多すぎても少なすぎてもいけないようだ。

繰り返し使うのには、つけまつげに残った接着剤が邪魔になってしまう。

この残ってしまった接着剤をぬるま湯でやさしく洗い流すのもまた難しい。

出掛ける前に、ササッとつけられないので結局あきらめることになった。

2年程前、初のまつげエクステンション(まつエク)にチャレンジすることにしてみた。

これは、美容院でつけてもらえるので、自分自身で特別何もすることはない。

ただ、油の入った強いメイク落としは使えない。

まつげの付け根もこすってしまうと、接着剤がとれてしまいやすいようだ。

今は自まつげに戻っているが、まだ執着心はある。

最近はまつげのおしゃれをされている方を多く見かけるので、初心者が四苦八苦する様子に鼻で笑われそうだ。