謎のバブル期

2019年7月22日

1980年代、1990年代と高級ディスコチェーン店が全国に展開されていき、この頃、10代の若者だった私の世代も少なからず影響を受けた。

ディスコに行く!?

高校時代の友達とマハラジャに行ってみようということになり、スーツを着て颯爽と出掛けた。

待ち合わせ場所であった現地に着き、友達と落ち合ったまではいいのだけれど、4人とも入店する勇気がなく、この日結局ディスコには行かず、食事や歩きながらの近況報告だけになった。

かといって、この頃ディスコに出入りしなかった人間のこと、40を過ぎた今行けるかといったら、そうでない。

バブル時代と呼ばれたこの時代、派手目のスーツが流行っていた。

何年か前に、この頃着ていたピンク色のスーツなど、処分することになったけれど、やっぱり青春の思い出がつまっていたなぁ。

主張しすぎた肩パット

それにしてもこの頃のファッションは、肩パットがこれでもかというくらい主張していた。5年ほど前に義母が亡くなった時の自分の写真を見て、その時の喪服の型がとても古めかしく、惨めに思えた。やはりいた、こいつのせいだ!…そう、肩パットありで今見ると不自然でしょうがない。

これに気付いて新しい物に買い換えたのだった。

因みに結婚する頃の自分の写真を見ていても、口紅の濃さがすごく気になる。

真っ赤かではないか!!と思ってしまうのだけど、この頃はそんなことなど少しも考えたりしなかったのだ。

ファッションなど流行は、10年ごとに巡ってくると聞くけど、まさにそんな感じがする。あ、ただし肩パット以外。

今だに派手なものには抵抗を持ってしまう、でも流行も気になる。そんなオバサンとして君臨している。