無意識にしていること

約3年前家をリフォームした際に、もともと夫婦の部屋だったスペースを増築したうえで、新たに長女の部屋も設けた。

長女の部屋に入ると、つい同じ場所で時計をみる仕草をしてしまうのは何故なんだろうと思っていた。よくよく考えてみれば簡単なことだった。夫婦の部屋だった時にその場所にはもともと掛け時計をかけていた場所だったから。

全く見た目は変わっていても、そこに行けばつい同じ行動を取っているということだ。一種の条件反射なのかも知れない。新築同様の造りになったため、錯覚も起こるのだろう。 

リフォーム以前の階段はまっすぐな13段であり、どうしても一番上の段でつまずきそうになっていた。よく見てみると、その一番上の段だけほんの少し高くなっているのがわかった。意識しなくとも上っていく歩幅はほぼ同じなのがよくわかる。

皇后雅子様がご成婚前のテレビ取材で自宅玄関から報道陣の前で一礼されるまでの歩数が全く同じだというのを思い出した。これは、華麗なる13(だったと思う)歩と言われていて、何日かの取材中素敵なファッションは変われども同じ足取りなのはとても印象的だった。

無意識でしていることでも、これだけ綺麗なフォームなのに感動していたことをちょっと思い出してしまったのだ。

四字熟語のコーナー

【一月三舟】いちがつさんしゅう … 仏道は一つであるのに人のさまざまな受け取り方で種々別々の意味にとられるたとえ。止まっている舟から見る月は動かず、南へ行く舟から見る月は南に動き、北行く舟から見る月は北へ動くように見えるということ。

補説 … 「一月」は「いちげつ」とも読む。

漢検四字熟語辞典【第一版】より

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