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ユーキャンの通信教育講座とあの頃の自分

ユーキャンの通信教育講座とあの頃の自分

シーズン

先日テレビでユーキャンの通信教育講座のCMを見た。

新成人へのメッセージともとれるそのCMで、過去の自分を振り返る。

正社員での就職が決まり、熱望していた事務の仕事、経理課に配属になり希望や期待でいっぱいの社会人生活がスタートしていた。

すでに退職が決まっている先輩や、上司から仕事を教わる楽しい日々。本当に充実していた。

そんな日々は長く続かず、入社後2か月に満たないというのに腎臓からくる足のむくみや倦怠感でついには入院することになった。

学生時代も倦怠感に度々襲われていたことがこの病気の兆候だったとは知らずに即入院加療が必要になった。

度々そのサインがあったのにも関わらず、医療機関にかからなかったこと。今となってはそのことが悔やまれる。

退職の日、ハンカチで涙や鼻水を拭きふき、顔はぐしゃぐしゃご挨拶するのに声を出すのもやっとのお別れをした。

この時記念にもらった私が会社で使うはずだった電卓。この思い出の電卓を使って、当時の社名、日本通信教育連盟(現、ユーキャン)の簿記講座を受講しようと決意した。

約3か月の入院生活、自宅療養ののち少し元気になった私は、形から入る性格もあって電卓一つあればできる、それも経理の仕事で少し教わった簿記理論をもっと知りたいと思ったのがきっかけだった。

本を読めば大抵のものは理解できる。そう思い、最初は簿記の本を数冊買って独学で勉強することにした。これで、日商簿記検定に受かる自信がなかったわけではないけど、何となくもっと自信をつけたくての受講だった。

その後、ついているテレビをチラリとも見ないで学習し、目標通り日商簿記検定3級、2級に立て続け最短で合格することができた。この時、もし法改正などもなくて1級講座も開講していれば、たぶん受講していただろう。

こんな感じで、結局税理士になるためには、高卒では相当年月がかかること、結婚を優先させることなどで断念することになった。

これまでの仕事、今の仕事には直結していないけど、講座を受けた当時は読解力がついたことなどを大変ありがたく思い講座事務局宛にお礼の手紙も書かせていただいた。

事務局からは丁寧な手書きでの返信があって、文面には受講者の声としての掲載のオファーもあったが、顔写真とかなんだとかで若かった私は恥ずかしくてお断りをしてしまっていた。

そんなこんなで、税理士の夢を自分で閉ざしてしまった、完結させてしまった苦い経験から若い方々にはもっといろいろなものにチャレンジしていってほしいなって思います。

四字熟語のコーナー

【一登竜門】いっとりゅうもん … その時代の有力者に認められれば、その人の価値は世間から十倍にも評価されるということ。

補説 … 出典の「ひとたび竜門に登ればすなわち声価十倍す」による。

出典 … 李白の「与韓荊州書かんけいしゅうにあたうるのしょ

漢検四字熟語辞典【第一版】より