シビアなレジ事情

シビアなレジ事情

2021年2月25日

昨日は、私のいう”ハズレ客”とまではいかないものの、とんでもないことがレジ前で起きた。

というのは、現金支払いの20代くらいの女性が、「レシートは要りません。」と言って、一点分320円を細かな硬貨で置いて立ち去った。これをレジの自動釣銭機に入れ終えると、10円が足りないことに気が付いたのだ。

ダッシュでその女性を追い、レジに戻るとその女性はごまかすことなくキチンとレジに戻って不足分の10円を払っていってくれた。

まぁ、この女性は「レシートは要りません。」と伝える時に、私の目をしっかり見ていたから、悪気はなかったんじゃないかなって思う。

レシートを要らないという人の中には、1点買いだったり、数点を電子マネーやクレジットで支払う人が多い。

あと、4~50代くらいの女性が4,000円以上のお買い物をされ、商品券(金券)で支払いをしたいと申し出てこられた。まぁ、これはいつも取り扱っているので「お使いいただけますよ~。どうぞお出し下さいね。」と伝えた。

どうやら4,000円分を商品券、残りを現金で支払いしたいらしかったが、商品券は数えると3枚、3,000円分しかない。

お客さんの目の前で何度も数えてみせ、裏面の番号をチラ見したり、了承を得るまで辺りを見渡したりした。やっと納得してもう一枚も出してもらえた。

後でじっくり裏面の番号を確認すると、その4枚は全て続き番号になっていた。

気が付かなければラッキーだということじゃない。

あれこれ質問し、注意をそらすというそんな人も過去にはいた。

もらい損ねるばかりではない。多く預かってしまうことのないようにも、気をつけなければならない。

これまでに、商品券をしっかり数えているのにもかかわらず濡れ衣を着せられるという事件もあった。まったくけしからん。

レジをする者にとっては、責任重大なのだ。

これ以上、胃腸薬が増えないことを祈る!

四字熟語のコーナー

【因果応報】人の行いの善意に応じてその報いがあらわれることもと仏教の語。過去や前世の因縁に従って果報がある意。「因」は「因縁」で原因の意。「果」は「果報」で結果、報いの意。

漢検四字熟語辞典【第一版】より