カラスはやっぱり苦手

2021年3月8日

カラスの大群が数十分にわたって、家の上空いっぱいに鳴き声を上げながら横切っていったことがあった。

もう20年以上も前のことで、カメラに収めようとかそういう気にはさせられなかったせいか、記録されたものなんかは、何もない。

その歳の暮れに近かったように記憶している。

これまで、近畿圏に住んでいて一度もそんなカラスの大群が一斉に移動しているところなど見かけなかったし、その一度きりの出来事で、相当不気味な感じがしている。

その時は、不吉なことが起きなければいいけど…って真剣に考えていた。

義母と一緒に見ていたのだけど、本当に長時間不安げに上空を横断するカラスを眺めていたよなぁ。

その後は、これといって変わったことも起きなかった。

あれは、一体何だったのだろう。

少しカラスについて調べてみると、渡り鳥としてのカラスは日本にも存在していて、北海道にはワタリガラス、九州にはミヤマガラスとコクマルガラスが冬鳥として飛来するのだそうで、迷鳥のニシコクマルガラスとイエガラスを含めた7種が日本では生息しているようなのである。

まぁ、カラスじゃなくとも大群というのは気持ちが悪い。

以前に勤めていた病院では、カラスに襲われて来院された方がいた。

カラスにくちばしで頭をつつかれたのだという。

まず、保健所に連絡したかどうか聞かれているようだった。

その方はカラスに何かしたわけでもない。

聞くと、以前に別の誰かがカラスに石を投げた場所、そこを通った時に襲われたんだそう。

それを聞いて以来、生ゴミを出す時はヒヤヒヤものだったなぁ。

まぁ、今はボックスに入れて対策しているから、カラスも諦めているみたい。

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【印象批評】いんしょうひひょう … 芸術作品の理解・評価において客観的基準によらず、あくまでも作品の自分に与える印象や個人的感動に基準をおく批評

漢検四字熟語辞典【第一版】より