かばっていた足は骨密度が20代

かばっていた足は骨密度が20代

2020年3月17日

人工股関節の手術を終えてからは、生活に殆ど影響なく過ごせた。

ただ、正座や走ることが出来ても、足を組む時だけは負担がかかるらしく、痛いという程ではないけど足に違和感がある。


そういえば、大腿骨で一番最初に受けた大腿骨骨頭回転骨切術の後、足の付け根に体液が溜まり、注射で抜いてもらうことがあった。患部は腫れて熱感があり、痛みさえ合った。これは、2度ほど処置してもらうと、もう何ともなかった。


ただ、取ってもらった体液は、静脈血で黒っぽい色をしており、赤い血しか見てこなかった私は衝撃を受けていた。

変形性股関節症だった左足をかばって歩いていた時の名残はまだあり、右足は筋肉が発達していて昨年(2019年)受けた骨密度検査では、20代と診断されるくらいであり、これには驚かされた。

大腿骨の手術は、私の祖母が86歳の時に受けていて、リハビリを経て早期に回復することができた。

同じように義父も転倒した際大腿骨の骨折をして、私と同じ人工股関節置換術を亡くなる一年程前に受けた。88、89歳頃だった。義父の場合は、リハビリに励んでいたにもかかわらず足が弱ってしまっていたため、車椅子での生活になってしまった。

職場でもやはり、転倒した際に大腿骨を骨折した人がいた。人工股関節置換術後、復帰をされ喜んでいたのに、半年くらい経った頃残念ながら退職されてしまった。私より10歳くらい年上の方でした。

私の場合、軟骨がすり減って歩行のたび痛んだ期間が相当長く、この時期が一番つらかった。

このように、同じ手術を受けていても人それぞれなのだ。

普段から筋肉をつけておくということは、本当に大事だと思う。

四字熟語のコーナー

【一弛一張】いっしいっちょう … ⇨一張一弛(いっちょういっし) 厳格にしたり寛大にしたりして人をほどよく扱うこと。弓の弦を張ったりゆるめたりする意。為政者の心得として、また教育者の心得として用いる。

故事 … 周の文王や武王が中道の政治を行い、人民に対して時には厳しく緊張状態に置き苦労させ、時に楽しみを与え心を緩やかな状態に置いたという故事から。

漢検四字熟語辞典【第一版】より