あの日の体育授業②

中学生の時の体育授業で、“持久走”というものがあった。

耐寒マラソンというか、寒い時期には身体が温まるというメリットがあるので、あえてこの時期の授業に取り入れられていたんだとは思う。

まず、クラスの皆を見てみても、この“持久走”が好きだという人は少なく、この授業が始まるのだと聞けば、必ずぼやき出す者が何人も出る。そんな中モチベーションが上がるはずもなく、私もぼやきの一員となる。

必ずや「絶対最後まで一緒のペースで走ろうなぁー!」と、言ってきた子に限って途中で裏切るというお決まりのやつがある。ハッキリ言って無理なんです、一緒のペースで走るというのは!!

自分が走らない時には、クラスで予め決めておいた人のトラック一周(400m)ごとの所要時間を計るラップタイムをとったりしていた。

このラップタイムをとるのも、きっちり計らなきゃとプレッシャーを感じていた。 当時は、生徒の数もかなり多く 、ぼんやりしていたら通り過ぎてしまっていたということになってしまう。

長距離走るのは苦手な私でしたが、ラップタイムが縮まったりするとうれしくなり、次回はもう少し縮めなきゃと、どんどんプレッシャーを感じるようになっていった。

友達は、当然のごとくタイムを聞いてくる。好タイムが出ないとなると、ふて腐れてしまったりと、本当にめんどくさい中学生でした。

そこそこ早く走れる人にとっては、楽しい授業だっただろう。

私には地獄(言い過ぎ?)そのものの授業でしたが、今考えるとあの時にも忍耐力を養っていたんだろうなって思える。

四字熟語のコーナー

【一縷千鈞】いちるせんきん … 危険の甚だしいことの形容。一本の糸で千鈞の重さを支える意。「鈞」は重さの単位で1鈞は約7.7㎏。

漢検四字熟語辞典【第一版】より

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